ねこころです。
ねこころ
ねこ
資格を持っていることだけで満足しちゃだめ
税理士資格は取るのがとても大変です。
確かに、税理士しか行えない業務もありますが、これからの時代それにあぐらをかいててはダメでは?と思うのです。
日本人は資格が大好きな人種とよく聞きます。かという私も資格を取得したら社会的地位が上がるような感覚を持っていました。
試験のために勉強→合格→やった~(思考停止)
となってはだめで、
常に時代の変化に合わせてビジネスモデルを考えねばならないと思います。
税理士はいなくなる
BIG4で働く私の業務
図で示すと次のようになります。
税務申告→AIでなくなる
申告書の作成を行っています。ちなみに1年に2社程度です。
人工知能が導入された場合、申告書はちゃちゃっと作れるそうです。
実際に、過去の申告資料を登録すると、自動で申告書を作成するシステムが確立している国もあるとかないとか…
申告書レビュー→AIではなくならない?
大企業についてはほとんど自社で申告書を作成されています。
よって、そのチェックを行います。こちらは1年に大量です…
AIが導入されても、それを確認する人は必要です。
よってなくならないかな…と、
税務DD→AIでなくなる
M&Aなどのリスクを調査します。
エンロン事件にて監査法人がなくなってしまったことが有名ですが、エンロン事件の際にも、AIであればリスクを見抜けたそうです。
よってなくなるのだろうなと思います。
質問対応→AIでなくなる
リサーチはネットで十分になるのではと。
現在もTainsなどありますが、もっと使いやすいものに進化していくんだろうなと思います。
相続→AIでなくなる
相続は感情がからむからなくならない…!という方がいますが、財産分与を決めるのは弁護士の仕事なのでは…と思ってしまいます。
税務判断→AIでなくなる
ねこころ
よって、税務署に聞いたほうが早いです(おまけに無料です)。
国税照会のお仕事も受けることがありますが、国税サイドもAIにより質問サイトがフォーマット化されて、税理士を間に挟むことなく国税照会が可能になるのではと思います。
ということで、ほとんどの仕事はAIに代替されることが予想されます。
これからの税理士はどうなる?
私は以下の2つに伸びていくのではないかと思います。
- 経営コンサルタント
- 会計・税務システムの導入
相談はAIにはできないかな?と。コミュニケーションは心情がある我々のほうが勝るはずです…!(勝りたい)
最後に
資格はあくまでツールでしかないと私は思っています。
そのツールを使って何ができるかが大事です。
ツールを持っていることに満足するのみならず、2本・3本のわらじを履くことが大事なのではと考えております。
皆さんの意見を聞かせてください。
ねこころでした。