BIG4の税理士法人の違い

ねこころです。

外出自粛の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

最近、Amazonを見ておりますと、TOEIC関係の本が売り切れており、みんなこの自粛ムードの中、自己研鑽に励んでいるのだなと感じました。

質問箱は放置中ですが、多く寄せられるのがBIG4に関するご質問です(質問箱にご質問いただいているかた、申し訳ございません…)。

今回は、絶賛テレワーク中ですが、BIG4の税理士法人の違いについて書かせていただきます。

BIG4の税理士法人の違い

違いは明確ではない

ねこころは大学卒業時点にて、複数のBIG4および地場の税理士法人の面接を受けております。

面接において

なんで他のBIG4があるのに、うちなの…?

面接官

など聞かれたら困るな…と思い、就活時点において、BIG4の違いを必死に探っておりました。

とあるBIG4の説明会において、

ねこころ

他のBIG4との違いってどこですか?

との質問をしたところ、

正直はっきりとした違いはないと思う

偉い人

との回答をいただきました(マネージャークラスの方より…)

へっ!?!?!?!?

となったのですが、そういうことのようです。

志望動機はどうする?

志望動機どうする…!?

と困る方もいらっしゃるかもしれませんが、なぜ、その会社なのかを聞かれることはごく稀なようです。

しかし、違いはございますので、以下に記載させていただきます。

法人ごとの特色はある

少し調べるとお分かりになることかと思いますが、法人ごとに特色はございます。

監査法人に依存

その多くは、監査法人に依存します。

というのも、仕事には2種類ございます。

  • 監査法人が入っているところに入る(税務レビュー、デューデリジェンスなど)
  • 税務独自の仕事

この割合は、法人・部署によるかと思います。

したがって、監査法人がドメスティックであれば、ドメスティックな仕事が増えますし、海外に強ければ、海外の仕事が増えるのです。

したがって、法人の特長を知りたい場合、監査法人の大きさなども調べるべきです。

制度の違いもあり

制度についても違いがあります。

主な違いは以下のところです。

  • 転籍制度の有無(税務→コンサルなど)
  • 夜食手当の有無
  • 福利厚生の差

転籍制度の有無については、メリット・デメリットがございます。

転籍制度のメリットとしては、税務にしっくりこないと感じた時、転職を行わずに異動することが出来ることです。

デメリットとしては、他の部門から上の位の人が天下り(!?)することにより、自分の昇進が妨げられる可能性があることです。

実際にこの制度により、昇進の可能性を見失い、他のBIG4へ移ったかたもお聞きしたことがあります。

給料の差もある…

もちろん、給与の差もございます。

ベースの差もさることながら、業績賞与(業績が良ければもらえる)の有無などもございます。

ベースの差については、特定のBIG4の名前は出しにくいところですが、他のBIG4へ転職したところ、給料・ランクともに上がったという話はよく聞くところです。

部署ごとの違いが大きい

同じ法人でも、部署ごとに特色が異なります。

部署によっては、体育会系のところ、社内政治がなによりも大事なところなど様々です。

仮に、社内政治が大切な部署に入ってしまった場合、社内政治により仕事が回ってこなくなる(もしくはつまらない仕事が多く回ってくる)ことが往々にしてございます。

一番確実なのは、実際に働く中の人に聞くことかと思います。

繁忙期はどこも忙しい

働き方ですが、どこも繁忙期は忙しいです…。

PCについては特定の時間に自動的に消えることになっているため、毎日朝まで…ということはございません。

しかし、残業については覚悟が必要かと思います。

ちなみに、繁忙期は1月~7月(連結の納税期限)です。

まとめ

法人・部署ごとの特色について、お書きさせていただきました。

やんわりとした書きかたになっているところは大変申し訳ございません。

ただ、BIG4については、募集事項を信じていいところが大きいです。

いざ入ってみると、みなし残業があった…などということはございません。

自分の重視する軸を決めて、いい会社とマッチングできることをお祈りしております。

質問については、TwitterのDMなどでいただけますと幸いです。

以上、ねこころでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。