ねこころです。
本日は、メンタリストDaiGoさんの書籍「人生を変える 記録の力」を読みましたので、書かせていただきます。
【書評・感想】人生を変える 記録の力 メンタリストDaiGo
紙に書けば、うまくいく!
本書では、心理療法やビジネスで使われる記録術をベースに、33のテクニックが掲載されております。
紙に書けば、うまくいく!
モチベーション、目標達成、問題解決、コミュニケーション、メンタルに効く33テクニック!
との見出しに惹かれ、購入を決めました。
みだしの通り、本書には、一般の本によくあるように、紙に書くとこういうメリットがあるよ~といったことだけでなく、具体的なアクションおよびその型紙まで用意されていて、実行せねば…!と思わせられるような内容となっております。
たくさんの内容があったのですが、ねこころはその中でも「CHAPTER 02 モチベーションを上げる」に興味を持ちましたので、そこについて重点的に書かせていただきます。
モチベーションを上げる
心理対比セッティング
達成率が2~3倍もアップする目標設定
「心理対比セッティング」は、1990年代に心理学者のピーターさんが編み出したテクニックです。
とある研究によると、達成が難しい作業に「心理対比セッティング」を使った人は著しくモチベーションが上がり、ゴールを達成する確率が2~3倍も高くなったそうです。
ねこころ
「心理対比セッティング」の方法
ステップ1 今の目標
ここでのポイントは以下の2つです。
- やらねばならないゴールを詳細にイメージする
- 最も重要なものを一つだけ選択する
ステップ2 その目標が重要な理由
ステップ1で設定した目標がなぜ重要かを考えて、記入を行います。
そもそも、自分がその目標を達成することが必要な理由について、具体的かつ正確な理由を書くことが大切です。
ステップ3 目標達成の障害
目標の障害になりそうなもの、現在障害となっているものを書き出します。
できるだけリアルに考えることがポイントです。
ステップ4 その障害にどう対応するか
ステップ3で考えた障害の対策を考えて書きます。
つまり障害に対する打ち手を講じるイメージです。
ここでのポイントはできるだけ詳細に対策をイメージすることです。
ねこころも実践してみた
ねこころは英語をペラペラにしゃべれるようになることが目標ですので、以下のようになりました。
確かに、モチベーションが上がります。
具体的にどうすればいいのかが鮮明になりますので、行動につながりやすいのかと思いました。
筆記開示
1日8分でモチベーションが上がる
「筆記開示」は、1980年代に心理療法の世界で生まれたとされる記録術です。
その方法は、
自分の体験・感情・思考を包み欠かさずノートに書きまくる
ということです。
ポイントは以下です。
- 頭の中に浮かぶものをすべて吐き出す
- 文章の体裁や脱字などは気にしない
- まずは4日間、1日8分続ける。
- 時間帯は仕事終わりや寝る前がベスト
筆記開示でモチベーションが上がる理由
筆記開示でモチベーションが上がるには2つの理由があるとのことです。
まず、ネガティブな思考を書き出した場合には、自分の不安やイライラが頭の中から外に移動したかのような感覚がGETできます。
ポジティブな思考を書き出した場合には、自分の脳が「自分の人生には思ったより良いことが起きているのだろう」と認識し、世の中をもっと前向きな視点で見直すように変化していくとのことです。
ほかにも
以下のチャプターから構成されております。
CHAPTER 01 やりたいことを見つける
CHAPTER 02 モチベーションを上げる
CHAPTER 03 「失敗したら」を乗り越える
CHAPTER 04 不安と恐怖をエネルギーに変える
CHAPTER 05 優柔不断をなくす
CHAPTER 06 ネガティブ思考を乗りこなす
CHAPTER 07 ストレスに強い心を育てる
CHAPTER 08 無駄に悩まなくなる
CHAPTER 09 人間関係がラクになる
CHAPTER 10 問題解決力をつける
CHAPTER 11 試練を乗り越える力をつける
最後に
ほんの帯に書いてあった言葉が印象的であったので、引用させていただきます。
「記録」は
ライフハックの王道といえる手法です。
実は、そのポテンシャルを最大限使いこなせている人は多くありません。
本書に記載されている手法はすべて研究などによる裏付けがあるものです。
実際にモチベーションが落ちた際には試してみていただけますと幸いです。
ねこころでした。