ねこころです。
税理士試験において、ぶち当たる壁、避けられない壁が暗記だと思います。
税理士試験の税法3科目に挑戦した時代には、3科目分の理論の暗記が必要となり、大量のインプットと忘却曲線との闘いでした。
したがって、今回は、私が試した暗記法について、書かせていただきます。
どれが成功したかは自分でもわかりませんので、自分に合う暗記法があれば、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
税理士試験で私が試した暗記法【税法3科目同時受験】
3科目受験していたころは、とにかく覚えなくてはならない理論が膨大でしたので、1週間に多い時には20個の理論を丸暗記しておりました。
ひたすらにインプットを行うのはしんどいものですが、理論が身に付きだすととても楽しいと思える勉強サイクルに突入し、メンタルが向上します。
理論を暗記すると、高スパイラルに入ることが出来る
理論を暗記することによるメリットは計り知れません。
なにより、理論の暗記を進めることにより高スパイラルにはまることが可能です。
ということで、理論を覚え始めると合格へ駆け上がることが出来るのです…!
暗記には労力が必要ですが、必ず近道があります。
私も試験勉強中に多くの方法を模索しました。
私が試した暗記法
私が試していた暗記法はザっと以下の通りです。
- ひたすら音読
- ひたすら回す
- 音読+録音
- プロジェクトを組む
- 蛍光ペンで色分け
- 修正テープで消していく
- 緑マーカーと赤シートで隠す
ひたすら音読
その通り、ひたすら音読をするというものです。
お経のように理論マスターの最初から最後までを読みあさりました。
メリット
- 目・耳・口を使うため、暗記しやすい
- まんべんなく学習が可能
- 眠くなりにくい
デメリット
- 声に出すため、疲労感がある
- 時間がかかる
- 勉強場所が声が出せる場所に限られる
どうしても眠い…というときに使っていました。
音読+録音
ひたすら音読を最初は続けていたのですが、完全に覚えているか、不安になり、録音を取り入れました。
こちらは、以下の方法で進みます。
- 覚えてきたなと感じる
- 本を閉じて暗唱、声を録音
- 録音データを聞き、正誤を確認
メリット
- 正確な暗記が可能
- 眠くなりにくい
デメリット
- 声に出すため、疲労感がある
- とにかく時間がかかる
- 勉強場所が声が出せる場所に限られる
とにかく、正確な暗記をしたいものについては有効です。
ひたすら黙読
こちらはひたすら音読の黙読バージョンです。
メリット
- まんべんなく学習が可能
- スピードが速い、体力の消耗も少ない
- 勉強場所を選ばない
デメリット
- とにかく、眠くなりやすい
- 勉強場所が声が出せる場所に限られる
スピーディーに全体を見渡せるので、忘却防止のために使っておりました。
プロジェクトを組む
こちらについては別の記事にて紹介させていただきます。
蛍光ペンで色分け
主語とか、かっこ書きなど任意の意味合いに応じて蛍光ペンで色分けする方法です。
大原の先生が推奨していたのかな…?(浅い記憶)
アメブロで見つけて始めました。
メリット
- 視覚的な暗記が可能
- 色塗りが楽しい
- 条文の理解へつながる
デメリット
- 全部塗ろうと思うと時間がかかる
- まめなことが得意ではないねこころ的人種の人は途中で飽きる…
時間もかかりますし、飽きてしまい、途中で断念しました(すいません…)
修正テープで消していく
他の人のブログを見ていると、修正テープで塗りつぶしていっている人を発見…!
すごい!いい!と思い、取り入れようとしました。
メリット
- 少しずつ消していくことで徐々に暗記できる
- 消えるという精神的負荷がかかり暗記に拍車
デメリット
- 時間がかかる
- ねこころ的雑人間は、テープが斜めになったり、亀裂が入ったり、ぺりぺりと捲れてくることに戸惑う…
- 修正テープ…割高…!
デメリットの精神的苦痛があまりにも大きすぎたため、作戦を変更しました。
緑マーカーと赤シートで隠す
修正テープはやめ、一部ずつ緑マーカーで塗りつぶしていくという方法を試しました。
ペンではすーすーっと線を引けるので、修正テープでの精神的苦痛から解放されました。
メリット
- とにかく早い…!
- スピード感がある
- 緑マーカーは安い。
デメリット
- 裏移りする緑マーカーがある
- 徐々に色が薄くなり、赤シートから透けて見えるようになる
- 赤シートを忘れたときのテンションの下がり具合…
お勧めの組み合わせ
私のおすすめの組み合わせは以下の通りです。
- 音読+録音
- 緑マーカーと赤シート+ひたすら黙読
まとめ
暗記方法は本当に様々ですし、人それぞれ合う・合わないがあると思います。
正解はない世界ですので、合う暗記法を見つけ、少しでも楽しく、学習を続けることが出来ますように…!
ねこころでした。