ねこころです。
久しぶりの書評です。
今回は、堀江貴文さんの『「好き」を仕事にして生きる』を読みました。
好きを仕事にして生きることが最高ですよね
【書評・感想】「好き」を仕事にして生きる 堀江貴文
「好き」を仕事にできるということは史上最高なことではないでしょうか。
本書は、堀江貴文さんの書籍を漫画版のストーリーに乗せてわかりやすく解説されています。
この本のストーリーを簡単に説明します。
この本は、実家の寿司屋で見習い修行中の主人公・将太(28歳・非モテ)がひょんなことからゲームの中の世界に転生してしまうことから始まります。
将太さんは、ゲームの中の世界が武器商人で溢れかえっており、武器商人では稼げないということに気づきます。
そこで、武器商人以外の仕事として、実は好きだったパティシエとして商売を始めます。
パティシエの仕事ではぐんぐん新商品を販売し、好きなパティシエをしながらお金を稼いで行けるのです。
夢を叶えられる人が一握りである時代は終わった
「好き」を仕事にできる理由として、この時代の背景がございます。
ここでの大きなポイントは技術革新です。
技術革新により、AIなどが急速に進歩し、人がやりたがらないようなルーティンワークについては代替が可能となります。
したがって、したいことをすることが出来る環境を得る人が増えるというのです。
ブラック企業は働く人がいる限り減らない
スーパーのレジ打ちは、低い時給で働く人がいる限り、時給は上がりません。
ブラック企業は、ブラック企業で働いている人が辞めない限り、募集に人が応募をする限り、なくなりません。
これからの時代はある程度の仕事について代替が可能な時代です。
代替不能な仕事については、もっと評価されるべきなのです。
したがって、自分の現在の仕事の価値とそれに対する対価について今一度見直すべきです。
「好き」を仕事にして生きるには?
好きなことを仕事にして生きるには、以下の3ステップが必要です。
- 好きなことを突き詰めること
- 足し算にて集客すること(発信することで集客すること)
- かけ算にて集客すること(ファンを付けること)
図に表すと、以下のように分布しているのです。
それぞれについて詳しく見ていきます。
1.好きなことを突き詰めること
好きなことを仕事にしようとしても、最初のうちは、市場は広く、収入は少ない状況なのです。
そこで、好きなことをとことん突き詰めることにより、メジャーな市場からニッチな市場へ落とし込むことが出来ます。
こうすることで、敵を少なくすることが可能です。
一番の成功方法は丸パクリすること
禁断の成功法ですが、一番の成功方法は丸パクリをすることです。
したがって、一時の思い付きで成功したとしても、それに非常に似た類似のサービスや商品がすぐに派生します。
よって、常にサービス・商品を生み出し続けることが不可欠です。
このような作業は、好きなことであれば何も苦痛ではないはず。
好きなこととことん突き詰めることで、周りとの差別化を図り、ニッチなブルーオーシャンに飛び込むことが出来るのです。
2.足し算にて集客すること(発信することで集客すること)
次に必要となることは集客です。
集客でのポイントは、楽をしてすぐに稼げるようになるとは思わないことです。
最初のうちは、SNSでこまめに発信するなど、「足し算」を繰り返すことで、地道に集客を行うことが必須です。
3.かけ算にて集客すること(ファンを付けること)
ある程度の発信を行ったのち、炎上することにより、ファンを付けることが出来ます。
これこそがかけ算の集客です。
以上を図に落とすと以下のようになります。
皆さんの好きなことは何ですか?
- 好きなことは何か?
- 時間を忘れて夢中になれることは何か?
という問いに答えることが出来る方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか。
これからの時代、選択肢は格段に増えていきます。
したがって、自分の好きなことを仕事にできる機会も格段に広がっていきます。
一方、選択肢が広がりすぎるあまり、自分のしたいことを見失う迷い人も多く生まれてしまうのではないでしょうか。
多動力にて夢中になれることを見つける
堀江貴文さんの別の著書に『多動力』という本があります。
ねこころのバイブル本のうちの一つです。
この本は、会議中にスマホを見ろ!などというワードが有名ですが、本が訴えたいことはそれではありません。
最大のテーマは
多動力により自分が没頭できることをいち早く見つけ、それに没頭せよ
ということであると考えています。
まとめ
好きなことを仕事にして生きるには、以下のことが大切です。
- 好きを極めること
- 足し算とかけ算で集客すること
- 没頭できる好きなことを見つけること
皆様の人生に幸あれ!
ねこころでした。