ねこころです。
本日は、計算問題の解き方・間違えなおしノートについて書かせていただきます。
ねこころ
参考になれば幸いです。
問題を解くときには心の声を書きとめる
答え合わせの後には迷った記憶が消えている。
皆さんはこういった経験はないでしょうか。
この問題、どっち…端数は切り上げ?切り捨て?5%未満、以下?
全問合ってたけど、どこを悩んでたんだっけ…
ねこ
という具合です。
間違えてしまった問題は、のちにどこの理解が不足していたのか、誤解が生じていたのか確認することができるのですが、勘で正解した問題についてあとから振り返ることができる人は少ないのではないでしょうか?
あいまいなまま解き進めると試験直前まで理解が定着しない
勘が当たり続ければいいのですが、試験直前まであいまいなまま放置をしておくと、いざ試験本番に出題されたとき大焦りする恐れがあります。
ねこころ
ねこころも受験生時代、従業員持株会が出題されて、5%未満か以下かで迷いました
そこでお勧めしたいのが、問題を解きながら心の声を書きとめることです。
方法は簡単で、問題用紙に
迷った
切り上げ?切り捨て?
などと記載しておくことです。
そして、間違えなおしノートに迷った項目の分についても記載しておくことです。
実際の間違えなおしノート
心の声を書いたバージョンのノートが以下になります。
間違えなおしノート1
間違えなおしノート2
私の心の中は以下のようになっておりました。
- 非適格?適格…?
- 株式分配の定義ってそもそも何…?
- 利益積立金のところは時価?簿価?
との具合をノートにすると以下のようになります(クリックで大きくなります)。
新しい知識の獲得→点数のベースアップ
あいまいな部分をつぶすこと→点数の安定
このように、問題を解く中で出会う点数には関係しないあいまいな項目については、最後の最後まであいまいであることが多々あります。
ついつい試験勉強においては、新しい知識の獲得に注力しがちです。
新しい知識を獲得することにより、もちろん点数のベースアップにつながりますが、点数はなかなか安定しません。
こういったあいまいな項目をどれだけ潰すことができるかが、点数獲得率の安定化へとつながると考えております。
最後に
税理士試験を勉強している方のお役に立てれば幸いです。
ねこころでした。