【税理士試験】法人税と消費税を極める勉強法~理論編~

ねこころです。

ねこころ

今日は理論編ですよ

【税理士試験】法人税と消費税を極める勉強法~理論編~

前回は概要編について書きましたが、今回は理論の勉強方法について書かせていただきます。
概要編はこちらです。

【税理士試験】法人税と消費税を極める勉強法

これがねこころの成績表です。このように、極めることを意識して勉強した結果、模試にて2科目S判定を獲得することができました。

ただ合格点をとることを目標とするのではなく、9割とったんねん…!という方にぜひ読んでほしい記事です。

あくまでねこころなりの勉強法になりますので、参考にしていただければと思います。

予備校理論のCランクはSランク

予備校の理論マスター(TAC)について、ランク=重要度と考えていませんか?

もちろん、他の受験生がランクが高い順に勉強してくるので、Aランクの忘却などは痛手となります。

しかし、

どの理論も出る確率は同じ

なのです…。

したがって、まんべんなく勉強することを意識することが大切かと思います。

勉強法

以下の順番で暗記を進めていきます。

  1. ざっくり覚える(視覚のみ)
  2. 一字一句覚える(音を使う)
  3. 忘れないように反復・使う練習をする(視覚のみ)

理論については、どうしても覚えるというインプットに意識が向かいがちです。

確かにインプットも大事ですが、私はアウトプットを大切にしておりました。

試験の合否を決めるのは一字一句の正確性よりも、抜け落ちた論点の有無

ねこころ

Cランクのものでもきちんと内容を理解することが大切なのです。

理論を覚えたのに点数が伸びないという方いませんか?

というのもねこころのお友達で理論はばっちり暗記しているのに点数が伸びない人がいたのです。

その子はとてもまじめだったのです。理論を回しまくっていたのです。

しかし模試などの際には理論が全く書けなくなるというのです。

そうなのです。

理論はわかるけど、どの理論を引き出せばいいのかわからなかったのです。

ということで、ねこころ式柱上げ方法をお勧めしました。

今ではその子も税理士試験に合格しています。

ねこころ式柱上げ方法

ねこころは柱を覚えることを何より大切にしております。

勉強方法の詳細

細かな方法を紹介いたします。

私が実際に行っていた時期も併せて紹介します。

ざっくり覚える(4月~GW)

以下の順番で覚えていきました。

  1. タイトルを青ペンでマーカーします。赤シートで隠してさらさら読めるようになりましょう。全理論のタイトルを覚えることができます。。
  2. 赤シートで隠してさらさら読めるようになります。→理論全部の赤文字を覚えることができます。
  3. 青マーカーで全文をマーカーし、赤シートで隠してさらさら読めるように行います。1行ずつ赤シートをずらしていくイメージです。→理論全部暗記することができます。

理論マスターは配布されるものではなく、一部が赤文字になっている市販のものを使いました。


市販のほうがカラフルでテンションが上がります。

ここでのポイントは2つです。

  • 「スピーディーにさらさらと」を意識すること
  • 声には出さず、黙読すること

こうすることで、すべての理論をかるーくあさーく覚えます。

完全に覚える(GW~6月前半)

ざっくり覚えた理論の完全暗記を行いました。

方法としては、

①本をしめて理論を読む・録音する

②録音を聞いて正誤を確認

①⇔②をすべての理論で繰り返す。

こうすることで完璧な暗記を突き詰めます。

理論を回す+使う練習をする(6月後半~)

理論を回す

1週間で、以下のローテーションで行いました。

  • Aランクのみ
  • A,Bランクのみ
  • B,Cランクのみ
  • Cランクのみ※柱だけ

こうすることで、みんなが覚えてくるであろうAランクを忘れることなく、他ランクについても平等に回すことができます。

ちなみに、声にはださず、赤シートを使って一行ずつ行いました。

理論を使う

行ったことは以下の3点です。

  • 試験形式の理論模試を1題とく
  • 理論ドクターを1か月に1周する。
  • 間違った問題を間違えなおしノートにまとめる。

 

注意
解く際には、柱上げのみを行うこと

書くことは、提出用の答練であったり、模試のみにし、各理論の暗記については理論を回す際にて行うこととしました。

また、その日のうちに間違えなおしノートを作ってしまうことも大事にしていました。

(のちのちに作ろうとすると、どういう考え方から間違えが生じたのかが思い出せないからです)。

最後に

以上が私の理論の勉強方法です。

理論の暗記については、人によって、いろいろな方法があると思います。

合う、合わないもあると思いますので、こんな勉強法もあるんだな~っと一度だけでもチャレンジしていただけますと幸いです。

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