ねこころです。
ねこころ
税理士試験にはTAC?大原?クレアール?
TACも大原も合格率は一緒
TAC、大原、クレアール、Lecなど予備校にも多くの種類がありますよね。
正直TACも大原も合格率は一緒です。
今年の法人はTACのテキストに載っているのが出た~ですとか、大原に載っているのがでた~などの違いがあるかもしれませんが、そこは運の問題であるようにも思えます。
ねこころ
各予備校の違い(理論版)について、ねこころが思ったところをまとめます。
TACの特徴
理論が一番条文に近い
TACの理論(理論マスター)は書き方が一番条文に近いです。
また、一部の法令や通達についても理論マスターに記載されています。
よって、理論マスターを丸々暗記できれば試験は怖くないものと考えられます。
答練や模試はべた書きが多い
TACの模試・答練は大原に比べるとべた書きが多い印象です。
べた書きではないにしても、「選択問題」+「べた書き」などで、「選択問題」で×だったら後ろは採点されません~の形式が多いです。
近年はべた書きでの出題が多いですが、べた書きに対応できない理論(22条など)については対応が不足するものと考えられます。
大原の特徴
理論は省略気味
大原の理論は条文を大きく省略してある箇所が多々見られます。
特に法人税の組織再編関係では顕著です。
また、法令について理論サブノートに載っていないなどという問題点もあります。
理論テキストは秀逸
TACとは違い、大原は理論テキストを主に授業が進められます(理論サブノートは任意購入)。
この理論テキストが秀逸です。
解説がとても分かりやすく、理論の内容について理解を深めることができます。
立法趣旨についても触れられているため、理論テキストを読み込んでいれば、イレギュラーな問題にも対応できると考えられます。
答練や模試は応用問題も多い
大原の答練・模試ではべた書きの割合はTACに比べ低めです。
応用理論が多く、理論テキストでの理解のアウトプットに適していると思います。
番外編~クレアール~
書いたこともない理論のべた書きがでる
クレアールの理論はべた書きと応用理論が半々くらいです。
べた書きでは、書いたこともないようなマイナー理論(減価償却方法など)が出題されます。
完全暗記を徹底している人にははっとさせられるような問題も多いかもしれません。
まとめ
各予備校特徴があります。
べた書き問題が出題されたときにはTAC有利、応用理論については大原が有利になるような印象です。
おすすめは、どちらかにベース+直前期でもう一方を追加
ねこころは法人・消費はTACをベースにしておりましたが、国税徴収法は大原をベースにしておりました。
大原の理論テキストが秀逸すぎて…
今思うと、大原ベース+TACの理論マスターで暗記が望ましいのかなと思っております。
以上、参考になれば幸いです。
ねこころ